エナリスブログ

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トークセッション「VPPに対するエネファームの貢献と将来性」に参加

2022年03月23日

自宅で電気を作り出し、この時に発生する熱でお湯まで沸かしてしまう家庭用燃料電池「エネファーム」をご存じですか?
マンションや戸建てなどに設置されているエネファームは、いまや日本で約40万台。
国の政策では「2030年300万台」という高い目標が掲げられており、今後の普及拡大が期待される分散型電源の一つです。
マンションの各世帯に設置されたエネファームとIoTをつなぎ、電力需要に合わせて発電を制御すれば、マンションをまるで一つの発電所(VPP/バーチャルパワープラント)のように機能させることも夢ではありません。

エネファーム
▲家庭用燃料電池「エネファーム」 出典:資源エネルギー庁ウェブサイトhttps://www.enecho.meti.go.jp/about/special/johoteikyo/cogeneration.html

このエネファームの普及推進を行う任意団体「エネファームパートナーズ」が主催するトークセッションが2021年12月、開催されました。

テーマは「VPPに対するエネファームの貢献と将来性」

エネファームのポテンシャルに注目し、2021年度のVPP実証事業にエネファーム3600台(約2400kW)を投入しながら家庭用リソース※3の活用や事業化への道を探るエナリスも、スピーカーの一人として参加させていただきました。

登壇したのは、エナリスみらい研究所の平尾宏明です。

セッションのようすがエネファームパートナーズのホームページにて動画で公開されていますので、ぜひご覧ください(2022年3月現在)。 エナリスのVPPへの取り組みをわかりやすく理解いただけるとともに、エネファームという分散型電源の知識も深められるはずです。

■トークセッション「VPPに対するエネファームの貢献と将来性」

https://www.gas.or.jp/user/comfortable-life/enefarm-partners/special/

(外部サイトであるエネファームパートナーズのホームページにリンクします)

講演者写真
▲エナリスみらい研究所の平尾宏明が登壇いたしました©ENERES

■エナリスの発言ダイジェスト

  • VPPが使われるようになってきた背景には、<利用者側のニーズ拡大(節電・防災・脱炭素)><再エネ拡大に伴う大型発電所の減少><再エネの出力の不安定さを調整する電力(調整力)機能の必要性>があります。
  • そこで注目されているのが分散型電源を調整力に活用するVPP(バーチャルパワープラント)。VPP事業化のポイントは、「VPPとして使えるリソース(小規模電源)の拡大」と、本来の目的以外の用途で活用する「マルチユース」で、この2つのポイントを組み合わせることが重要です。
  • エネファームは、天候に左右されず継続運転が可能。高い制御精度、逆潮流が可能といったメリットがあります。
  • 電源を無駄なくフル活用していくことが大事になってくる中で、エナリスも家庭用のリソースを市場取引でも使えるようにしていきたいと考えています。

エナリスはこれからも、産官学金を越えてたくさんの方々と連携しながら、再エネ主力電源化に貢献する事業や発信を続けていきます。

※撮影時のみマスクを外し、収録は、換気、社会的距離の確保など十分な感染対策を行う中で行われました。

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取材 エナリス広報部