MATERIALITY
豊かな未来社会を実現するイノベーションの推進 豊かな未来社会を実現するイノベーションの推進

豊かな未来社会を実現する
イノベーションの推進

再生可能エネルギーの主力電源化を宣言した日本社会には、天候に左右されやすいという再生可能エネルギーの短所を補い、電力の安定供給を維持する新しい電力システムが求められています。私たちは、再生可能エネルギーが生み出す電力価値や環境価値を、無駄なく効率的に安定的に活用できるエネルギーシステムの構築を目指し、技術やビジネスモデルの開発に取り組んでいます。

  • 7: エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 8: 働きがいも経済成長も
  • 9: 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • 11: 住み続けられるまちづくりを
  • 12: つくる責任つかう責任
  • 13: 気候変動に具体的な対策を
  • 17: パートナーシップで目標を達成しよう

THEME

取り組むテーマ
脱炭素に貢献する新ビジネスの創出

脱炭素に貢献する
新ビジネスの創出

MILESTONE

2024年度目標
再エネや分散電源を有効に活用するスキームや技術の開発

再エネや分散電源を
有効に活用するスキームや
技術の開発

電力の付加価値に着目した新規ビジネスの提供

電力の付加価値に着目した
新規ビジネスの提供

電力の安定供給と
再エネ主力電源化に
貢献するVPPとは?

クラウドからモバイル通信を利用して分散型電源を遠隔制御 蓄電池など分散型電源をIoTで遠隔制御し大きな電力に

2050年カーボンニュートラル達成を宣言している日本は、2030年までに再生可能エネルギー(再エネ)比率を36~38%程度にすることを目指しています。一方、発電量をコントロールしにくい再エネを拡大することによる電力の安定供給面での課題も顕在化しています。
そこで期待されるのが、世の中に分散する家庭用蓄電池や電気自動車(EV)といった分散型電源。これらを体系的に制御してとりまとめることで、大きな電力として活用する。この概念をVPP(バーチャル・パワー・プラント/仮想発電所)といいます。

VPPの良さは、身近な分散型電源を有効活用しながら電力を確保でき、さらに二酸化炭素排出の要因となる大きな発電所の稼働抑制にもつながることです。また、天候の影響で予測していたほど太陽光発電所の出力ができなくなったような場合、VPPの技術を活用して電力の需給バランスを保つことも可能です。
大規模なVPPを実現するためには、蓄電池などの分散型電源をIoT技術を使って制御する必要があります。また、必要な出力を継続的に正確に出すためには通信速度もカギになります。

エナリスは、実証事業等を通じてエネルギー業界の枠を超えたパートナーシップを結び、VPP技術の革新とビジネス化に取り組んでいます。

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