出前授業に行ってきた
〜葛飾区立葛美中学校で盲導犬ユーザーと学ぶ多様性編をお届け〜
2026年03月19日
2月20日、葛飾区立葛美中学校にて出前授業「視覚障がいから考える、多様性の授業〜相手の立場に立って行動することを考えよう〜」をお届けしてきました。
再訪、葛美中学校!
実は葛美中学校を訪問するのは、今回が初めてではありません。昨年12月に実施した「でんきの出前授業(電気が何に使われるか考えよう)」に引き続き、2度目の訪問となります!
前回、エネルギーの視点から環境問題について一緒に考えた生徒たちと、今回は「多様性」という新たなテーマで学びを深めました。
▶ 昨年12月の「でんきの出前授業」の様子はこちら
意外な発見? スポーツだってできちゃいます!
「目が見えないと、体を動かす遊びやスポーツはできないのかな?」——そんな思い込みを解きほぐすお話から授業はスタートしました。
講師の早川が“伴走ロープ”を使ったマラソンを紹介しながら、視覚障がいがあっても工夫次第でスポーツを楽しめることを語ります。ほかにも、ボクシングやゴルフ、卓球など、視覚障がいがあっても多種多様な競技に挑戦できるという事実に、生徒たちは興味津々の様子でした。
「みんなならどうする?」寸劇で考えるサポートの形
授業の中盤では、先生方にもご協力いただき、視覚障がいのある方が道に迷ってしまったシーンを再現する「寸劇」を行いました。
あえて「うまく案内ができない例」を見てもらった後、講師が「みんなならどうする?」と問いかけると、生徒たちから次々と活発な意見が飛び出しました。

「スルーしちゃったのがいけない!まずは声をかける!」 「見えない人が理解できない言葉で説明したのが駄目だと思う」 「『あっち』じゃなくて、『左』とか『真っすぐ』とか具体的に教えてあげる」
相手の立場に立ち、「自分ならどう行動するか」を真剣に考える頼もしい姿が見られました。
また、盲導犬によるガイドの実演では、生徒の周りをぐるりと回って導いたり、ドアの場所を伝えたり、という盲導犬の働きを実際に見てもらいました。 最後の質問タイムでは、「電車の改札はどうやって入るの?」「お料理はどんなふうに作るの?」といった、生活に密着した率直な疑問が寄せられました。一つ一つの質問に丁寧に答えながら、お互いへの理解を深めました。


授業を受けた生徒の目、参加した当社社員の目
授業を受けた生徒からは
「盲導犬がユーザーをしっかり守っている姿に感動し、私も支え合いの気持ちを持つことの大切さを改めて感じました」
「白杖を使っている人や盲導犬を連れている人がいたら、助けられるような人になりたいと思いました」
など、嬉しい感想をたくさんいただきました。
また、今回、スタッフとして初参加した社員は、授業を終えてこう語ります。
「生徒たちが想像力を働かせ、『自分ならどう動くか』を真剣に考える姿が非常に印象的でした。私自身も、寸劇や実演を通じて生徒たちの柔軟な視点に触れる中で、『無意識の思い込み』に気づかされました。自社の社会貢献活動の意義を肌で感じることができる貴重な機会となりました」
社会課題を自分ごとに
エナリスでは、マテリアリティ(重要課題)の一つに「ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの推進」を掲げています。前回の「でんき」と今回の「多様性」の授業。私たちが続けるこうした取り組みが、子どもたちにとってさまざまな社会課題を自分ごとに感じるきっかけになれば幸いです。
葛美中学校のみなさん、今回もありがとうございました! 次回はまた別の形でお会いできることを楽しみにしています!
写真はすべて©ENERES
取材・文責 エナリス広報



