淑徳巣鴨中学高等学校で出前授業
~「見えない」からこそ届く声がある~
2026年08月17日
エナリスは7月23日(木)、東京都の淑徳巣鴨中学高等学校を訪問し、出前授業「視覚障がいから考える、多様性の授業〜相手の立場に立って行動することを考えよう〜」を実施しました。
今回は中学1~3年生の生徒69名の皆さんに向けて授業をお届けしてきました。
生徒から驚きの声、先生も熱演⁉
講師を務めたのは、弊社社員の早川と、相棒の盲導犬「タッチ」。
授業の冒頭、早川が「目が不自由でも料理ができると思う?」と問いかけると、生徒たちは 少し不安そうな空気が漂います。
しかし、キュウリの調理実演が始まると空気は一変!輪切り、千切り、みじん切りと、手際よく繰り出される素早い包丁さばきに、生徒たちからは「おぉー!」「すごい!」と歓声が上がっていました。
授業では、先生方にもご協力いただいた「寸劇」が大好評!「不適切な道案内」と「正しい道案内」、さらに「レストラン入店時のサポート」など、日常のリアルな場面を再現しながら、「相手の立場に立った声かけとは何か」を生徒たちと考えました。さらに、盲導犬が指示通りに案内し、ドアノブの場所や電車の空席にピタッと誘導するデモンストレーションも披露。その見事な仕事ぶりに、教室からは大きな拍手と歓声が沸き起こりました。


盲導犬って信号の色を見て渡っているの?
クイズです!
「横断歩道を渡るとき、盲導犬は信号の色を見分けて渡っている」と思う人〜?🙋♂️
実は…盲導犬は信号の色を判別できません。(この質問をすると、ほぼ全員が「色で判断している」と答えました!)
実際には、ユーザー(盲導犬と一緒に歩く人)が音響信号や周りの車の音を聞いて「今安全に渡れるか」を判断し、盲導犬に指示を出しています。
ただし、交通量や周囲の音が複雑で判断しにくいこともあります。
そんなときは、周囲の人が「赤信号です」「青になりましたよ」などと、お伝えするだけで、安全に渡る判断ができます。
ぜひ覚えておいてもらえると嬉しいです!


一緒に参加したエナリス社員の声
サポートとして参加したエナリスのスタッフにとっても、多くの気づきがある1日となりました。
初めて出前授業に参加させていただきましたが、参加して本当に良かったです。まず始めに、前田さんが生徒達への質問の際に「〇〇知っている人は拍手してください」と仰っており、私はどうして手を上げるではなく拍手なのか分かりませんでした。その答えは「目の見えない早川さんも分かるように拍手」だったのですが、自分の想像力のなさを痛感すると共に、今後自分が目の見えない方と遭遇した際に取るべき行動をしっかり勉強したいと強く思いました。出前授業の中で早川さんから、今まで私が知らなかった知識や学びをたくさん教えていただいたので、それをきちんと行動に移せるように、そして誰かの手助けができる人になれるように、今回の学びを生かしてきたいです。
おわりに
生徒の皆さんはもちろん、参加したエナリス社員にとっても貴重な学びの機会となりました。淑徳巣鴨中学高等学校のみなさん本当にありがとうございました!
さて、次はどこの学校に出前授業をお届けできるかな?
写真はすべて©ENERES



