横浜市立吉原小学校で「視覚障がいから考える多様性」の出前授業を開催!
2025年12月08日はじめての盲導犬に興味津々!
11月11日、横浜市立吉原小学校を訪問し、小学4・5・6年生約250名に出前授業をお届けしてきました。
今回のテーマは、「視覚障がいから考える多様性」。
盲導犬ユーザーである当社社員が、お話や寸劇、盲導犬のガイド実演などを織り交ぜて、視覚障がいや盲導犬について知っていただく場を提供しています。同時に、相手の立場になって考えること、困っている人の助けになるにはどうしたらいいか…などを考える場としました。
実は、神奈川県は東京都に次いで盲導犬ユーザーの数が多いのですが、吉原小学校周辺ではあまり見かけないようで、今回盲導犬を初めて見たという児童が大半でした。そのためか、みなさん興味津々のようす!90分という長丁場にもかかわらず、集中を切らさず最後までお話を聞いていました。


児童のみなさんからの感想
児童のみなさんから、以下の感想をいただきました。
- 「自分は目が見えるし音も聞けるけど、そのことが『当たり前』じゃない人もたくさんいるんだなと知りました。」
- 「もし視覚障がい者の人と関わることがあったら、『あっち』『あそこ』ではなく、『右』『左』『〇m』などの言葉を使って道案内をしたい。」
- 「目が見えなくても、楽しいと思えることや、大好きなことができるということを知りました。」
など、授業を受けて理解や新たな気付きにつながった児童のみなさんが多く、大変嬉しく思います。
参加スタッフの声(当社社員)
今回は、当社の若手営業マンも出前授業スタッフとして参加しました。
「講演だけでなく、実際に視覚障がいのある方と行動を共にしたことは、大変貴重な体験になりました。盲導犬ユーザーの方の日常的な行動や周囲の方々のサポートを間近で見たことで、障がいのある方をサポートする上での精神的な敷居が大きく下がったと感じます。また、大勢の児童のみなさんの前で寸劇やユニバーサルデザイングッズの紹介を行ったことで、相手に寄り添った説明や態度で接することの重要性を改めて学びました。」
出前授業は児童生徒のみなさんだけでなく、当社社員のみなさんの発見の場としても活用していきたいと思っています。今後もたくさんの社員に参加いただけたらと思っています。
さて、次はどこに出前するかなあ~?
写真はすべて©ENERES
取材・文責 エナリス広報部




