9月10日は「給湯の日」
2026年09月07日
毎日のお料理やお風呂、お掃除に欠かせない「お湯」。
実は家庭のエネルギー消費の約4割を「給湯」が占めていることをご存じでしょうか。
今回のブログでは、9月10日の「給湯の日」※1に合わせ、私たちがリンナイ株式会社さまと共に取り組んでいる、最新の「ハイブリッド給湯器」を使った「デマンドレスポンス(DR)」についてご紹介します。
「ハイブリッド給湯器」って何がすごいの?
「ハイブリッド給湯器」とは、電気で効率よくお湯を貯める「ヒートポンプ」と、万が一タンクのお湯が切れてもすぐにお湯を追加で沸かせる「ガス給湯器」のいいとこ取りをしたシステムです。
基本は電気で効率よくお湯を貯めておきますが、万が一お湯が足りなくなってもガスが瞬時にバックアップしてくれます。家族全員が安心してお風呂に入り、同時にお料理や洗い物をしても、快適な温度のお湯を使い続けることができるのです。
この「湯切れせずに」というところにエナリスは注目し、ある実証をスタートさせました。
「デマンドレスポンス」という活用法
今、日本のエネルギー基本計画では「デマンドレスポンス(DR)」という仕組みが注目されています。これは、電気の需給バランスに合わせて、電気の使い方を賢く調整することです。
例えば、太陽光発電で電気が余っている昼間にお湯を沸かしたり(上げDR)、逆に電気が足りなくなる夕方のピーク時に沸き上げを一時停止したり(下げDR)することで、社会全体の電気の安定に協力する取り組みです。
「操作が難しそう……」「めんどくさそう」と思われた方!安心してください。
エナリスが開発した制御システム(DERMS)が自動でお湯を貯める時間を調整・制御します。
「上げDRはできそうだけど、沸き上げを一時停止する下げDRをして本来使いたいお湯が使えないということになっては元も子もない 」 そう思われた方!安心してください。
ハイブリッド給湯器であれば、ガスがバックアップするから、湯切れの心配はなくDRできるわけです。
最大100軒の実際の家庭に設置したリンナイ社製ハイブリッド給湯器を、エナリスのDERMSが遠隔で制御を行うことでお客さまのお湯のご利用には支障を与えずにデマンドレスポンスの実証に成功しました。
これは数万数十万軒規模での実ビジネスとすることで、再生可能エネルギーを有効活用するという大きな社会課題解決につながる可能性を秘めます。
地球にやさしい取り組み
この取り組みは、脱炭素社会にも貢献します。
電気が余っている時間に使うことで、再生可能エネルギーを無駄なく活用することにつながり、CO2の排出削減にも貢献できます。特別な我慢をしなくても、最新の給湯器を使うだけで、未来の子どもたちのための環境づくりに参加できるのです。
9月10日の「給湯の日」をきっかけに、IT技術と最新機器が作り出す世界をご紹介しました。
<関連>
ハイブリッド給湯器のDRready実証実験を開始 ~電力需給の調整力としての活用を検証~
https://www.eneres.co.jp/news/20250203.html
エナリス 「令和8年度デマンドサイドマネジメント表彰」受賞リンナイと取り組むハイブリッド給湯器を活用した熱源のDR実用化に向けた成果が評価
https://www.eneres.co.jp/news/20260604.html
※1:一般社団法人 日本記念日協会
https://www.kinenbi.gr.jp/
