出前授業に行ってきた杉並区立大宮小学校で盲導犬ユーザーと学ぶ多様性編をお届け〜
2026年10月26日エナリス社員で視覚障がいのある早川と相棒の盲導犬タッチは10月2日、杉並区立大宮小学校4年生87名の皆さんに出前授業「視覚障がいから考える、多様性の授業〜相手の立場に立って行動することを考えよう〜」をお届けしました!
盲導犬になるまで
みなさん、「パピーウォーカー」って聞いたことはありますか?
盲導犬候補の子犬を、生後約2か月から1歳までの約10か月間、ご家庭で愛情をたっぷり注いで育てるボランティアのことです。
たくさんの愛情をもらって育つことで、「人間は信頼できる存在だ」と学び、人間社会のさまざまな環境に慣れながら、将来の盲導犬としての大切な土台を作っていきます。そして1歳を迎えると訓練施設へ戻り、約1年間の本格的な訓練を受けます。試験に合格すると、ついに正式な盲導犬としてデビューするんです!
実は2026年3月時点で、日本で活躍している盲導犬は745頭だそうです。え~~~~っ!うそ!?そんなに少ないの!?」と、会場からは驚きの声があがりました。
本当に料理ができるの??

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児童のみなさんから早川に質問
「私は目が完全に見えていないのですが、『本当は見えてるんじゃないの〜?』なんて言われそうなので、今日はアイマスクをして実演しますね!」
そんな早川のおちゃめな言葉で始まった調理実演。 早川がゴーヤを切り、スプーンで種とわたを手際よく取り除いていく様子を、児童のみなさんは心配そうに、真剣な表情でじーっと見つめていました。そして、早川が見事な手さばきで切り終えると、会場からは「おーー!」と大きな歓声と温かい拍手が沸き起こりました。
Q. スーパーでのお買い物はどうしているの?
早川. 「いい質問ですね〜。スーパーに着いたら、まずサービスカウンターへ向かいます。『目が見えないので、一緒にお買い物を手伝っていただけますか?』とお伝えすると、店員さんがサポートしてくださるんです。そして店員さんとタッチの3人でお買い物がスタート!
たとえば『お豆腐3つ入りが欲しいです』と伝えると、店員さんが『「絹」と「木綿」がありますが、どちらにしますか?』と聞いてくれます。『じゃあ、木綿でお願いします!』というように、店員さんと楽しく会話をしながら商品を選んでいるんですよ。」
Q. 目が見えない方は、お風呂に入るときはどうしているんですか?
早川. 目をつぶっていても服は脱げますよね。お風呂の中でも『どこを触ればシャワーが出るか』は手で触れば分かります。
また休憩中に見てもらったバリアフリーグッズにもあったように、シャンプーのボトルには側面に『ギザギザ』がついていて、リンス(コンディショナー)は『ツルツル』しているものが販売されています。ボディーソープはまた違う形のボトルに入っていたりするので、手でしっかり触って確認すれば大丈夫。ただ、温泉施設などに行ったときは、お友達がいれば手をつないで案内してもらいますが、一人のときはすり足でゆっくり歩きながら、周りを手で触って確かめて入ります。
最後に宿題!!

授業の前、短い休み時間にもかかわらず、先生と一緒に体育館の椅子やテーブルをあっという間に準備してくれた児童の皆さん。その手際の良さと頼もしさに思わず感心してしまいました。
そして授業の最後には、早川から「今日学んだことを5人以上に伝えてください」という宿題が出されると、「はい!」と大きな声で答えてくれました!
杉並区立大宮小学校の皆さん、本当にありがとうございました。さて、次はどこの学校に出前授業に行くでしょうか?お楽しみに!
写真はすべて©ENERES



