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エナリスは、「スマートマンション導入加速化推進事業」MEMSアグリゲータに採択されました

2013年04月26日

 株式会社エナリス(本社:東京都足立区 社長:池田元英)は、経済産業省の「平成24年度「スマートマンション導入加速化推進事業費補助金」に係るMEMSアグリゲータの公募において、執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブ(以下SII)にMEMSアグリゲータとして採択されました。

本事業は、MEMS(マンションEnergy Management System)をマンションなどの集合住宅等に導入し、クラウド等による集中管理システムを用いてエネルギー管理サービスの継続的提供を通じて、家庭部門における賢く無理のない節電活動の促進や、災害時のエネルギーセキュリティの強化に取り組むMEMSアグリゲータの育成を目的としています*1。

エナリスは、これまでSIIが執行する「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金(BEMS)」においてBEMS(Building Energy Management System)アグリゲータとして、デマンドコントローラー「Falcon System」を中小ビル等の高圧小口の電力需要家に導入し、エネルギーマネジメントサービスを提供して参りました。今後は、これらの法人向け事業を通じて培ったエネルギーマネジメントの仕組みやノウハウを活用し、マンションのエネルギーマネジメントサービスの提供に取り組みます。

■ エナリスのエネルギーとくらしの明日を拓くスマートマンション
エナリスは、独自のエネルギーマネジメントシステム「エナリス-Hems」、「Falcon System」を導入し、マンション全体の創エネルギー・蓄エネルギー・消費のライフサイクルデータを活用し、エネルギー利用の最適化と快適なライフスタイルの実現に取り組みます。
1. マンション全体のエネルギーライフサイクルデータを活かし、
・PPS(新電力)や再生可能エネルギーを含めた最適電力エネルギーの提供
・太陽光発電などの創エネルギー機器、蓄電池等の蓄エネルギー機器をクラウドから最適コントロール
・家電の使い方や時間帯を工夫するとインセンティブが得られる、省エネ活動サービス、デマンドレスポンスサービスの提供
2. 宅内のHemsシステムのECHONET Lite通信機能*2や赤外線通信機能による家電の最適コントロール
3. お住まいの地域の気象データや宅内の環境情報等を活用した、くらしの快適や安全を支援する多彩な生活情報の提供

■今後の展開について
エナリスは、今後家庭部門のエネルギーマネジメントサービスを展開すべく、今回のMEMSシステムやエナリス-Hemsを中核に、すまいの環境に関わる気象データや、創エネルギー・蓄エネルギー・消費のライフサイクルデータを統合活用し、家庭部門のエネルギー利用の最適化と快適なライフスタイルを提案してまいります。また、家庭部門の電力自由化時代の到来を見据え、家庭の電力消費量データを活用した最適電力の供給、家庭部門のデマンドレスポンスやすまいのホームオートメーションサービスを展開していきます。

*1:本事業は、エネルギー使用の効率化及び電力需要の抑制による無理のない節電を図るマンションなどの集合住宅(スマートマンション)の普及の推進を目的とし、MEMSアグリゲータのもと、集合住宅のスマート化を行う事業者に対して、その費用の一部について補助を行います。MEMSアグリゲータとは、クラウド等による集中管理システムを保有する事業者で、マンションなどの集合住宅に対してMEMSを導入し、エネルギー管理支援サービスやMEMSから得られる情報を活用する継続的なサービスを通じて10%以上の節電(総量)を目標に事業を行う者として、SIIに登録を受けた者。 (詳細http://sii.or.jp/mems/ )
*2:ECHONET Lite対応の家電製品の制御については、接続可能なすべての機器の動作を保証するものではありません。

<MEMSに関するお問い合わせ先>

株式会社エナリス  [新事業企画部 MEMS問い合わせ窓口:佐藤、谷口]
〒120-0034 東京都足立区千住1-4-1 1907
電話:03-6657-5453

以上