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ニュースリリース

バイオ燃料によるディーゼル発電所の稼働開始に関するお知らせ

2014年08月08日

株式会社エナリス(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:池田元英 以下「当社」)は、平成26年5月12日付「バイオ燃料によるディーゼル発電所新設計画に関するお知らせ」にてお知らせしましたバイオディーゼル発電所の新規建設に先立ち、バイオ燃料を使用した既存設備によるディーゼル発電を開始することになりましたので、下記のとおりお知らせいたします。

当社はこれまで電源開発事業にて、太陽光発電の構築に加えてバイオマス・バイオガス発電の構築に積極的に取り組んでまいりましたが、新たにバイオ燃料を使用したディーゼル発電事業を推進しており、平成27年12月期までに出力計161MWの新規発電所の建設を計画しております。

一方、未稼働の発電設備(休眠設備)についても有効活用すべく、バイオ燃料向けにディーゼル発電所の改造を進めており、このたび8月下旬より当社北茨城発電所※にて1号機で運転開始の運びとなりました。自社発電所にて手掛ける初のバイオ燃料による発電事業となります。

今後につきましても、新規の発電所建設と既存設備の改造を並行して推し進め、電力代理購入サービスや新電力(PPS)への電力安定供給を目指してまいります。

【バイオディーゼル発電事業概要】

(1)燃料について

バイオ燃料は化石燃料に代わるエネルギーとして期待されています。世界に目を向けるとパーム油をはじめとして、バイオ燃料は相当数の量が存在するため、今後バイオディーゼル発電所の規模拡大が予想されています。

当社が新設する発電所において使用するバイオ燃料は、アブラヤシ由来の油を中心に、非食用のものを使用することで価格変動リスクを抑制できます。これらバイオ燃料の原材料はインドネシアを始めとする東南アジア諸国から現地企業を通じて調達する予定です。

燃料の精製から供給まで一貫して手掛けることでエネルギー流通のトレーサビリティー(追跡可能性)を明確化します。

(2)当該事業の発電規模

バイオ燃料による発電事業において、新設発電所が平成27年12月期までに出力計161MW、既設で139MWを計画しております。

※【北茨城発電所(1号~3号機)概要】

  • 設置場所:茨城県北茨城市
  • 発電規模:15MW
  • 発電方式:ディーゼル方式

<リリースに関するお問い合わせ先>

株式会社エナリス 経営管理本部:広報担当
電話:03-5284-8326

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