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再生可能エネルギーの持続的な調達に向けて 丸井グループがRE100達成のための小売電気事業を開始

2020年04月01日

株式会社丸井グループ
株式会社エナリス

株式会社丸井グループは、株式会社エナリスに一部業務を委託し、再生可能エネルギーを中心とした電力をグループ拠点に供給する小売電気事業を2020年4月1日より開始します。これにより、RE100の達成だけでなく、2030年度以降も再生可能エネルギーを持続的に調達できる環境を整えることを目指します。

小売電気事業を開始する背景

丸井グループは、2018年7月に国際的イニシアチブ「RE100」に加盟し、電力の一部をRE100対応メニューで小売電気事業者から提供を受けるなど目標達成に向けた取り組みを行ってきました。

一方で、各小売電気事業者が提供できるRE100対応メニューは各社の再生可能エネルギーの調達量に応じて決まることから、RE100の達成や持続的な再生可能エネルギーの調達が保証されるものではありません。

そこで、自らが小売電気事業者となり、再生可能エネルギーを直接調達することの検討を開始しました。スキーム検討やリスク分析などを丸井グループのみで実施することが困難であった為に、丸井グループの総合ビルマネジメント事業会社である株式会社マルイファシリティーズが小売電気事業者の立上げで多数の実績を持つエナリスとコンサルティング契約を締結。マルイファシリティーズを小売電気事業者とすることを前提に、発電所との調達交渉や供給先の選定など、事業開始に向けた準備を進めてきました。

小売電気事業のスキームについて

今回、東北地域にある廃棄物発電所(いわて県北クリーン)などで発電された再生可能エネルギーが調達できることとなり、マルイファシリティーズが小売電気事業者として、新宿マルイ メンなど3店舗に対して電力を供給します。

また、小売電気事業の開始にあたりエナリスと新たに業務委託契約を締結し、再生可能エネルギー調達計画の策定や日々の需要量の予測などの需給管理業務を委託します。

小売電気事業のスキームに